ばりすたの株式備忘録

ばりすたの株式備忘録

株の世界で5年後も生き残っていたい…

そーせい 第29回定時株主総会&個人投資家説明会について

株主総会の内容

3月27日(水)に、第29回定時株主総会が開催されました。主な内容は会社側からアップされている資料と動画を見てもらい、質疑応答については、僕を含め、参加者のツイートをまとめておきたいと思います。

※第29回定時株主総会資料はこちら(PDF)から
※動画下記リンクから視聴可能

www.c-hotline.net

また、過去の様子は下記記事をご覧ください。

barista-stock.hatenablog.com

barista-stock.hatenablog.com

 

Q&A

株主総会にて

今回、僕は参加できなかったのですが、毎度のことながらトラベルエアさんや安息さんがまとめてツイートしてくださっているので、そちらをご覧ください。
※2019年4月4日付で、会社から公式に「第29回定時株主総会 質疑応答要旨(PDF)」がリリースされました(追記:2019年4月4日)

 

 

個人投資家説明会にて

個人投資家説明会は、3月29日(金)に、名古屋と大阪で、各1時時間程度の場が設けられました。僕は大阪の会に参加できたので、そちらの質疑応答をツイートしているので、そちらを掲載しておきます。

※参照:COPD 治療薬「ウルティブロ®ブリーズヘラー®」および「シーブリ®ブリーズヘラー®」の中国での発売に関するお知らせ(2019年3月22日) 

※参照:そーせいCVCについて barista-stock.hatenablog.com

※参照:第一三共アストラゼネカの提携について

barista-stock.hatenablog.com

 

最後に。
総会や個人投資家説明会の内容ではないけど、今年のそーせいは、今のところ有言実行で、着実に歩を進めている印象があるのと、経営陣の話を聞いていていも、自信が伺えます(もっと早く欲しかったとか、まだ今の水準じゃ満足できない…という声もあると思いますが…笑)。というわけで、2019年の今後の動向に期待しつつ、引き続き見守っていきたいと思います。

barista-stock.hatenablog.com

 

f:id:barista_stock:20190331133932p:plain

2019年、そーせいに期待できること

(追記:2019/01/30)

2019年も始まって2週間ほどが経ちました。相場全体で見ると、年末に大きく下げた反動もあって大きく戻しています。といっても、日経平均で+1.72%、マザーズ指数で+9.54%程度の戻りですが(2018/12/28終値 → 2019/01/11終値)。

 

そーせいはというと、バイオセクター全体への資金流入もあり、+38.9%も上昇しています(2018/12/28終値 → 2019/01/11終値)。まぁ、これまでが売られすぎだったんですけどね…

f:id:barista_stock:20190113161521p:plain

 

ただ、年始から、開発マイルストンの受領(AZD4635)や、J.P.モルガンのヘルスケア・カンファレンスでの発表などで楽しみな情報も出てきているので、改めて期待感が湧いてきています。田村会長&CEOの年始の挨拶にもあったように、良い結果でもって期待に応えていただきたいですね。

 

というわけで、2019年のそーせいにどんな期待ができるのかを簡単ではありますが整理しておきます。現在のパイプラインは下記記事でまとめていますが(進捗あれば随時更新中)、今回は2018年11月8日の2Q決算時にリリースされた決算説明会資料(pdf.)をベースで考えてみました。

barista-stock.hatenablog.com

 

特に、最後のこのページの資料が重要かなと思っています。

f:id:barista_stock:20190113161042p:plain

ここに、現時点で僕が分かり得ている情報(推測含む)を付け加えてみると、以下のようになります。では、それぞれ見ていきましょう。

f:id:barista_stock:20190113162106p:plain

 

基盤技術(StaR®)

  • 新規:最低1件の新規提携

J.P.モルガンのヘルスケア・カンファレンスでの発表資料を参考にすると、新規提携が予想されるのは、GPR35、EP4、Apelin、H4、PAR2、OX2のパイプラインのうちのどれかでしょうか。

f:id:barista_stock:20190109123402p:plain

 

  • 既存:既存提携先から最低1件の進捗マイルストンの受領

また、既存提携先のパイプラインについても同様に、資料には第一三共ファイザー、モルフォシス、カイマブの分に✓マークがついていて、直近12〜18ヶ月以内に進捗があるということなので、続報を待ちましょう。

f:id:barista_stock:20190109123417p:plain

barista-stock.hatenablog.com

 

創薬関連(SBDD)

  • 新規①:最低1件の新規提携先から創薬(もしくは開発)に関する一時金の受領

創薬関連(もしくは開発関連)の新規に関しても、J.P.モルガンのヘルスケア・カンファレンスの資料を頼りに考えると、おそらく、SSTR、CGRP、GLP-1、GLP-2の自社開発パイプラインの中から、導出につながっていくのかなと思っています。

 

  • 新規②:非公開の新規創薬候補の提携でも一時金の受領

もう1つの非公開パイプラインの提携については、先日リリースされていた資料から推測するにCXCR4(ケモカイン受容体)じゃないですかね?

 

また、資料には「29本が開発段階にある」という記載があったのですが、創薬段階から開発段階までで明記されてる数字は合計26本なので、3本が非公開パイプラインに該当するのかな?となると、以前記載されていたOX1も?で、あと1本は??以下ツイートはちょっと前になるけど、2017年7月のものですが参考まで。

 

開発関連

  • 新規:最低1件の新規提携先から開発(もしくは創薬)に関する一時金の受領

(上記にて記載済み)

 

  • 既存:最低1件の既存の提携先からのマイルストンの受領

開発フェーズの既存パイプラインに関しては、第1弾の進捗がアデノシンA2A受容体拮抗薬(AZD4635)でありましたね。

2019.01.07
・AstraZeneca社の第2相臨床試験開始による提携契約に基づいた15百万米ドルのマイルストン支払い受領のお知らせ(pdf.)

 

〜(以下、追記:2019/01/30)〜

既存パイプラインの中でマイル受領の可能性が一番高そうなものは、新規3剤併用吸入喘息治療薬 QVM149でしょうか。現在、第Ⅲ相試験実施中(プレスリリース)で、Novartis社は2019年にQVM149の承認申請を行う予定であると公表しているようです。
なお、過去の資料(2016年3月期 第2四半期決算説明会資料|2015年11月12日)によると、申請時、及び承認時にマイルストン収入が見込まれています。
※当時より、1年ほどスケジュールは遅延しています

f:id:barista_stock:20190130223856p:plain

〜ここまで〜

 

また、個人的にはアルツハイマー病治療薬のM4でも動きがあるんじゃないかとも考えています。というのも、開発提携しているアラガン社もJ.P.モルガンのヘルスケア・カンファレンスで発表していたのですが、その資料の中にM1(AGN-242071)と併せてM4(AGN-242626)も記載されていたからです。

Allergan (AGN) Presents At 37th Annual J.P. Morgan Healthcare Conference - Slideshow 

f:id:barista_stock:20190113164245p:plain


そーせい側で公表しているM4(HTL16878)の試験終了予定日は2018年9月( ClinicalTrials.gov )でしたし、そろそろ進捗の発表があるのでは?と期待しています。資料の該当箇所は以下の通り。

f:id:barista_stock:20190113165215j:plain

f:id:barista_stock:20190113165223j:plain

 

グローバルで活躍できるビッグファーマになるためには、導出モデルから共同開発、さらには自社開発パイプラインの比重を高めていく必要があります。それは長めの時間軸で期待しつつも、まずは失った信頼と事業基盤を安定化させるべく、パイプラインの進捗や提携の実現など、結果を出し続けていってもらいたいものです。2019年、期待しています。 

barista-stock.hatenablog.com

J.P.モルガン・ヘルスケア・カンファレンスの内容を受けて

サンフランシスコで開催されているJ.P.モルガンのヘルスケア・カンファレンスで、日本のバイオ企業、製薬企業も何社か参加している中、そーせいグループも参加。広報ブログによると、

約9,000人、450社以上が参加する当カンファレンスは、ヘルスケア業界にとって最も重要なカファレンスと言っても過言はありません。各社が最新の技術等を発表するだけでなく、提携などの商談も行われます。

とのことで、カンファレンス自体、ここ数年で規模は拡大しているようですね(2017年は、企業は400社以上、投資家は4,000人以上の参加だったようです)。

実際、下記の記事からもわかるように、最近は業界的にM&Aも活況となっている時流もあってのことでしょう。

 

そのカンファレンスで、そーせいグループのプレゼンが1月7日(日本時間の8日2:30〜)に開催されました。プレゼンを担当されたのは、2018年11月にCFOに就任したクリス・カーギル氏。僕がそのプレゼンをライブ配信で聞いたり、資料を見たりして気になったところがあったので、IRの方に確認しました。それを簡単にまとめておきます。

37th Annual J.P. Morgan Healthcare Conference 2019 プレゼン資料

f:id:barista_stock:20190109122459p:plain

 

提携先パイプラインの進捗

第一三共ファイザー、モルフォシス、カイマブと提携して開発に取り組んでいるパイプラインは、これまで創薬段階にあったものが前臨床段階に進捗予定となり、【✓マーク】が書かれていました。

この件について確認したところ、「提携先と取り決めたマイルストーン(金銭受領の有無を問わず)を達成した」とのことで、内容は現時点で開示できないものの、資料に今後12〜18ヶ月以内に前臨床に進む予定と明記されているのは、それを受けてのことだそうです。

f:id:barista_stock:20190109123417p:plain

 

その他パイプラインの開発状況 

また、パイプラインの進捗をまとめると以下のようになるのですが、前臨床段階にあるはずのM1/M4を含めると数が合わなくなってしまうんです…

というわけで、この点についても確認したところ、M1/M4デュアルは前臨床段階でも極めて初期で、明記された4つ(SSTR、CGRP、GLP-1、GLP-2)は、Ph1開始待ちが明確になっているものだ、ということでした(資料記載済みで、直近だとSSTRは2019年度Q1にPh1開始予定)。なので、M1/M4デュアルはまだちょっと時間かかりそうですね。。

Ph3【1】

QVM149

Ph2【2】

A2AM1(DLB)

Ph1【4】

A2A(w/ antiCD73)、M1、M4、mGluR

Pre【4】

SSTR、CGRP、GLP-1、GLP-2
(自社開発でのPh1開始待ち)

f:id:barista_stock:20190109123402p:plain

f:id:barista_stock:20190109123417p:plain
f:id:barista_stock:20190109123427p:plain

 

また、 創薬段階で明記されていた6つ(GPR35、EP4、Apelin、H4、PAR2、OX2)に関しても同じ考え方で、これらはターゲットが見つかり、自社開発、もしくは導出の議論がなされているもの、とのこと。このあたりの進捗も楽しみですね。

あ、あと、田村社長は「迅速、かつ積極的な情報開示」にかなり力を入れていくと意気込んでいるそうです。こちらも期待しましょう!

 

また更新しておかないとダメですが、そーせいのパイプラインのまとめは以下をご覧ください。

barista-stock.hatenablog.com