ばりすたの株式備忘録

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株の世界で5年後も生き残っていたい…

僕の新高値ブレイク投資術 - じげん(3679)

投資において、知識習得と実践のサイクルを回しながらまだまだ勉強中ですが、銘柄分析に関しては『オニールの成長株発掘法』 を一番の参考にしています。 

内容はこの本を読んでもらうのが一番ですが、「天井さんのオニール成長株発掘法要点」に分かりやすくまとめられているので、こちらを参考にされるのもいいかもしれません。

重要な点はいくつもあるのですが、特に挙げるとすれば「EPS(earnings per share|一株利益)の伸び」「週足チャートの形」でしょうか。

これをベースに、さらに分かりやすく銘柄分析法について解説してくれているのが、DUKE。さんの『新高値ブレイク投資術』。僕自身まだ発展途上ですが、自分の投資法を見つめ直すいい機会になりました。感謝です。

※さらに事例を加えて具体的に説明しているDVD『深堀り 新高値ブレイク投資術』も参考にしています

そしてこれを実践して自分のものにすべく、自分なりに試行錯誤したので、今回はその痕跡を残したいと思い、記事にまとめました。

 

今回重視する銘柄分析のアプローチ

銘柄分析のアプローチとしてはいろいろあるかとは思いますが、今回重視したいのはテクニカル分析(新高値を狙うチャート)」ファンダメンタル分析。僕は四季報オンラインのスクリーニングツールを、銘柄を洗い出すのに活用しています。

shikiho.jp

そんな僕が今回"買い"判断をした銘柄は、先日ブログに取り上げたじげん(3679)

barista-stock.hatenablog.com

 

着目したきっかけ

じげんに着目した最初のきっかけは、2016年12月に発表された三光アド買収のプレスリリースです。

zigexn.co.jp

もともと業績良かったし、M&Aに積極的なことは知っていたのですが、過去最大のM&Aを実施するということだったので、DUKE。さんの言うところの「ビッグチェンジ」の兆しを感じ取りました。でも、当時の株価は低迷していたので、そっ閉じ…。

 

次に目に飛び込んできたのは、2017年4月14日の上方修正のニュース。先日のM&Aがさっそく業績にもポジティブな影響を及ぼすとのこと。

kabutan.jp

ちょうどそのときに「ビッグチェンジ」のことを思い出し、チャートを確認。

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上場以来からの週足で見ると1300円台半ばの出来高が多く、ここを抜けるとカップウィズ・ハンドルになりそうだなと思ってた(当時のブログ記事参照)ので、監視リストに追加しました。決算発表も5月12日と近づいていましたしね。

チャートも直近高値の@1365から@1400を超えてくると、カップウィズ・ハンドルになってくるので面白くなりそうですね。

春の銘柄探し - ばりすたの株式備忘録

 

チャートで押さえるべきポイント

『オニールの成長株発掘法』では「週足チャートの形」を重視していましたが、DUKE。さんの『新高値ブレイク投資術』ではそれを踏まえ、ポイントとして下記の5つを挙げていました。

① 保ち合いの期間が長い(半年〜)

② 保ち合いの値幅が狭い

③ カップウィズ・ハンドルを形成

 ※ カップ本体の高値から底まで40%以内

④ 新高値ブレイク時に出来高急増

⑤ 新高値ブレイク時の初期に購入

カップウィズ・ハンドルはこんな形のチャートですね。

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下の4月14日時点の週足チャートは、上記①と②を満たしていますね。あとは、出来高急増で新高値ブレイクして、カップウィズ・ハンドルを形成できるかどうか。

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で、その後の株価がどう推移したかというと、こんな感じ(6ヶ月の日足)。

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5月15日(月)にドーン!ですw

というのも、5月12日(金)に決算があり、その好決算を受けた形で出来高急増の株価急騰、さらには新高値ブレイクまでいきました。

kabutan.jp

この決算内容は、1ヶ月前に上方修正が出ていたのである程度は想定内でしたが、中期経営計画の上方修正2019年3月期までに東証一部鞍替えを予定という内容までも併せて発表したため、一気に跳ねたのだと思います。これはまさにDUKE。さんの指摘している「新高値ブレイク」ではないでしょうか。

 

ちなみに、僕はと言うと、実はそれ以前に少しだけ買い集めていました(さっそくルールを守ってないw)。それはなぜかと言うと、

  • 上方修正があったので決算内容にある程度の安心感があった
  • 5月2日に直近高値を抜いてきた

という2つの理由からです。自分なりの撤退方針も明確にした上で、ゴールデンウィーク明けの決算週に、1300円台前半から少しだけ買い集める方針にしました。そして、新高値ブレイクした5月15日に買い増して現在に至っています。

 

ファンダメンタル分析のポイント

上記のように少し前倒しで買い増した理由としては、上方修正内容を踏まえて、ファンダメンタル的にも良いと判断したからです。

DUKE。さんの『新高値ブレイク投資術』で挙げられている4つのポイントをもとに説明します(以下で取り上げる決算内容は決算発表後のもの)。

 

【年次業績】

① 1年毎の業績の安定性

→ 過去3〜5年の経常利益が、年率5〜10%以上で成長しているかどうか

② 直近1〜2年の経常利益の伸び

→ 20%以上の伸びがあるかどうか ※絶対条件ではないが

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(+53% → +36% → +30% → +44%

 

【四半期業績】

③ 四半期の経常利益と売上高の伸び

→ 直近2〜3四半期の

  • 経常利益:20%以上(前年同期比)で伸びているかどうか
  • 売上高:10%以上(前年同期比)で伸びているかどうか
    ※ 直前3ヶ月の四半期業績が最重要
売上高営業利益率の伸び

→ 前年同期比で伸びていればOK

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実は今回、④のポイント「売上高営業利益率の伸び」は満たしていません。

しかし、今回の決算にはM&Aの人件費・のれん負担増が含まれているので、それを踏まえた上でほぼ横ばいとして例外的に判断。ただし、あまり例外を設けるのは良くないし、このM&Aは売上増にも寄与しているので、厳密には売上高営業利益率は下がっているのかもしれませんが…。こういった点に関しては、自分なりの判断軸を引き続き蓄積していくしかないと考えています。 

 

今後の業績・株価見通しについて

ある程度中期目線で考えていますが、「買値を大幅に超える株価で売る」ことをしない限り「新高値ブレイク投資術」は完遂できません。

じゃあ、じげんの成長戦略をどう捉えているのかというと、僕自身は、今後のM&Aが重要なポイントになると考えています。

現在、第5回新株予約権の大量行使の真っ只中ですが、これが完了すればM&Aが実施されるのも近く、前回の三光アドの規模(31億円)を超える内容になりそうですね。

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また、第6回新株予約権の下限行使額を見ると「3,416.4円」となっています。この株価だと時価総額1,830億円。少なくともここまでは、M&Aを含む次の経営戦略で目指せると考えているということではないでしょうか。

さらには、前回の記事でも書いたように、うまく成長軌道を描くことができれば、カカクコムと同等の水準、時価総額3,000億円(株価5,600円)を目指せるのではないかと考えています(時間軸はちょっと長めで)。これは、本日5月26日(金)の終値1,563円の3.6倍ほどの水準にあたります。

当然、そこまで行くには株価は上下しながら推移していくので、うまく売買をしていかなければいけませんが、当面はまず上場来高値2,070円の更新を目標にガチホしていきたいと考えています。

 

そして人生は続く…

 

https://chart.yahoo.co.jp/?code=3679.T&tm=5y&type=c&log=off&size=m&over=m65,m130,s&add=v&comp=