ばりすたの株式備忘録

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株の世界で5年後も生き残っていたい…

そーせいCVCファンドの投資先企業まとめ

そーせいのコーポレートベンチャーキャピタルそーせいCVC株式会社」という会社、みんな覚えてますか?

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先日、コーポレートサイトが更新されて、これまで明確にされていなかった出資先企業が記載されていたので、それらについて調べてみました(2018年8月末時点:8社)。

再生医療ファンド」と称していますが、一口に「再生医療」と言っても、iPS細胞やがん免疫療法、ゲノム編集、あるいは人工染色体など、実に多岐にわたる領域を投資対象としていて、将来が楽しみなポートフォリオという印象。すぐに芽が出るものではないですが、定期的にチェックしながら長い目で見守っていきたいですね。

 

1. 株式会社幹細胞&デバイス研究所(2017.07.31)

iPS細胞を安定・安価な低分子化合物を用いて心筋分化誘導を行い、ナノファイバー上に培養して心筋配向性を制御し、多層構造を有する心筋細胞「SCAD-MT™」の開発と販売を実施。同社の取締役・最高顧問に、再生医療関係者でその名前を知らない人はいないであろう、京都大学名誉教授の中辻憲夫氏が名を連ねる。

関連情報 

京大発VB、ヒトiPS由来の心筋細胞を開発-中辻教授「世界最高レベルの品質」 | 日刊工業新聞 電子版

【iPS細胞の時代(3)】ベンチャー企業が世界マーケットに切り込む 拡大する関連ビジネスへの挑戦 - 産経WEST

ASCII.jp:ライフサイエンス系スタートアップの世界市場へのアプローチ|アスキーエキスパート

barista-stock.hatenablog.com

 

2. 株式会社オリゴジェン(2017.08.10)

ヒト神経幹細胞を用いた細胞医薬品の開発、及び同細胞を用いた創薬ベンチャー。2017年10月10日に、NEDOの平成29年度「研究開発型ベンチャー支援事業/シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援」の助成先に選定される。 

※助成事業の名称:ヒト神経幹細胞OligoGenieの培養方法適正化の研究開発(認定VC:ニッセイ・キャピタル)

関連情報

脊髄損傷治療に光、新しいヒト神経幹細胞開発で挑む | 日経 xTECH(クロステック)

オリゴジェン、他家の神経幹細胞の臨床入り目指す:日経バイオテクONLINE

 

3. エディジーン株式会社(2017.10.06)

タンパク質構造解析の第一人者である東京大学 濡木教授の研究成果をベースとしたゲノム編集技術「CRISPR-Cas9」を用いた治療薬の開発など、希少疾患に対する医薬品を開発。自社創薬パイプラインの開発だけでなく、テクノロジープラットフォームの提供も行う。

関連情報

「神の手」ゲノム編集 ブタが開く遺伝子治療の扉 :日本経済新聞

富士フイルム、東大発VBに出資 ゲノム編集で創薬支援 :日本経済新聞

切らないゲノム編集で創薬 東大発エディジーン :日本経済新聞

富士フイルム、遺伝子治療にらみ新工場 40億円投資 :日本経済新聞

患者体内で「ゲノム編集」 臨床研究が解禁へ、国が指針見直し :日本経済新聞

エディジーン、遺伝子の「スイッチ」を制御する医薬品の開発目指す:日経バイオテクONLINE

「世界で勝てるスタートアップ」を生み出すJ-Startup、92社採択 医療イノベーション関係企業は | Med IT Tech

www.weekly-economist.com

 

4. 株式会社ステムリム(2017.11.17)

「再生誘導医薬」の開発。自己再生を促す骨髄内間葉系幹細胞を生体内物質が損傷個所に誘導・集積させているメカニズムを世界で初めて見出し、これらの研究成果をもとに医薬品の開発を進める。

関連情報

エムスリー 組織再生の医薬ベンチャーに出資 :日本経済新聞

阪大発ベンチャー・ジェノミックス10億円調達 —— 世界初「再生誘導医薬」に挑む | BUSINESS INSIDER JAPAN

体内再生誘導医薬開発のための非臨床試験および新規候補物質の探索 | 大阪大学最先端医療イノベーションセンター

 

5. オルソリバース株式会社(2017.12.27)

名古屋工業大学で開発された技術をベースに、綿形状の骨再生材料(ReBOSSIS)の研究開発・製造・販売を目的として設立。米国FDAの認可は取得済みで、アメリカでの販売活動が先行しているが、欧州、台湾での展開も進行中で、日本国内でも販売の準備を進めている。

関連情報

オルソリバース、欧州の人工骨販売権 中堅商社に供与 :日本経済新聞

オルソリバース、人工骨の米国販売2倍に 脊椎治療でも承認取得 :日本経済新聞

オルソリバース、台湾で人工骨販売 19年にも :日本経済新聞

デクセリアルズ<4980>、オルソリバース社の株式取得 | 財経新聞

 

6. ノイルイミューン・バイオテック株式会社(2018.05.31)

山口大学 玉田教授の開発した次世代CAR-T細胞を中心とした、がん免疫療法に特化し、日本発の画期的な次世代型がん免疫治療薬を開発。CAR-T免疫細胞療法の開発に関しては、武田薬品工業と共同研究開発の提携済み(リリースはこちら)

関連情報

がん先端療法の衝撃 :日本経済新聞

製薬大手 がん免疫療法で分かれる戦略 :日本経済新聞

肺がんなどに新たな免疫療法、山口大がマウス実験 :日本経済新聞

固形がんに対して効果の高い免疫機能調整型次世代CAR-T細胞を開発-AMED - QLifePro 医療ニュース

固形がんに有効な次世代型CAR-T細胞療法の研究開発で提携-武田薬品とノイルイミューン - QLifePro 医療ニュース

武田薬ウェバーCEO:中国やがん治療新薬、アルツハイマー病を語る - Bloomberg

 

7. 株式会社クロモセンター(2018.07.20)

鳥取大学 押村教授らのグループにより開発された「人工染色体ベクターを基盤技術とし、最先端の染色体工学技術をもとに医薬品開発の支援を行うことを目的として設立。核型解析、及び人工染色体技術による抗体医薬品産生細胞の作製受託を行う。

関連情報

染色体解析のトップランナー、躍進の秘訣語る 株式会社chromocenter | リバネス

阪大VC、鳥取大ベンチャーに出資 バイオ医薬品開発を支援 :日本経済新聞

タカラバイオ クロモセンターと人工染色体技術についてライセンス契約締結 - QLifePro 医療ニュース

ジーンテクノがchromocenterと共同研究契約を締結 | 個別株 - 株探ニュース

 

8. Promethera Biosciences SA(2018.07.27)

肝細胞由来の再生医療用細胞治療薬の開発・製造を行う。プロメセーラ社には三井物産系の投資会社など複数の日系企業が出資しており、2018年5月、東京に支社を設立。

関連情報

Promethera Biosciences Establishes Branch Office in Tokyo

日本支社長に就任した高野六月氏

渋谷工業、ベルギーの再生医療企業と提携 肝疾患薬の装置開発 :日本経済新聞

Development Pipeline

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以上です。動きがあれば、今後も定期的にアップデートしていきます。