ばりすたの株式備忘録

ばりすたの株式備忘録

株の世界で5年後も生き残っていたい…

株式投資、テクニカル分析で「いつ買うか」を見極める

僕は、もともと企業の経営分析から株式投資に興味を持ったので、最初はファンダメンタル分析一色でした。投資を始めてから半年ぐらいはチャートも見たことないぐらいで…

その後、チャートを見るようになって、見方の勉強から始めて、テクニカル分析もいろいろ勉強したものの、売買のタイミングには苦手意識がありました。今は試行錯誤して、多少はうまくできるようになったので、僕が、いま現時点でテクニカル分析でどんな点に着目して、どんなことをしているのか、を自分の備忘録がてら整理しておきたいと思います。

 

考え方のベースになったもの

いろんな本を読んで実践してきましたが、その中でも自分にしっくりきたものが2つあり、それがベースになっています。それは…

の2つ。簡単ではありますが、以下でそれぞれ説明します。

ベース1:大循環分析

「大循環分析」とは、小次郎講師(手塚宏二さん)という方が開発したもので、「移動平均線大循環分析」やその上級編ツール「大循環MACD」などがあります。移動平均線大循環分析」は、短期・中期・長期の移動平均線の位置関係から、売買にエッジのある状況(確率的に有利な状況)を見つけ出す、というもの。それぞれの位置関係から6つのステージに分け、それぞれを以下のように位置づけています。

  • ステージ1:上昇期
  • ステージ2:上昇相場の終焉
  • ステージ3:下降相場の入り口
  • ステージ4:下降期
  • ステージ5:下降相場の終焉
  • ステージ6:上昇相場の入り口

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その考えをTradingViewというチャートツールに反映させて分析するようになったことで、銘柄をより大局的に見ることができるようになったと実感しています。

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書籍は、以下が参考になりました。

 

ベース2:出来高・価格分析

ただ、この分析だけでは不十分で、「値動きの背後にある真実を暴き出してくれるのが出来高という言葉に表されているように、値動きだけでなく、出来高の動きにも注意を払う必要があると考えています。そのあたりについて興味のある方は、下記エントリーや書籍『出来高・価格分析の完全ガイド』をご覧ください。

barista-stock.hatenablog.com

 

この当時はExcelを使って逆ウォッチ曲線などを描いて売買シグナルの参考にしていたのですが、どうしてもタイミングが遅れてしまうことが多く、もう少し早く気付けないだろうか…と思うようになり、そこで今度はPythonを使って(ツールや手段は何でもいい)、シグナルを自分でいろいろ計算するようになりました。

僕はプログラミング初心者からのスタートだったのですが、そのへんの試行錯誤は以下に簡単にまとめてあるので、興味のある方はぜひ。
※データを分析するにあたり、利用する元データは「KABU+」さんのサービスからダウンロードさせていただいています

twitter.com

 

事例

Pythonのコーディングや、シグナルなどの計算は記載できませんが、これらを活用したトレードを、Gunosy(6047)を直近の事例として取り上げて、簡単に説明してみたいと思います。

 

まず、手順としては、僕は毎日引け後、その日の株価データを取り込んでPythonで計算し、予め設定したシグナル(※)が出たものをピックアップしています。
※僕がいま設定しているシグナルは、移動平均線大循環分析のステージはもちろん、特に出来高標準偏差をベースにした増減を要素に入れています

次に、ピックアップした銘柄を、チャートリストを使って気になるチャートの形や株価の位置のものを探し出し、さらに気になったものは、個別銘柄用にPythonでプログラミングしたものから、各指標の直近の遷移を確認します。

下図はGunosy(6047)のものです。10/8に監視サイン(✅)が点灯して、翌10/9に買いシグナル(👍)が点灯しました。僕自身は、10/8の監視サインから10/9の寄り付きの状況を見ながら打診買いをし、10/9の買いシグナルを見て10/10に買い増し。

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その近辺のチャートは以下のようになっています。サイン点灯後も強さが継続していたので、10/9〜10/11あたりで買えていたら問題なし。

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ただ、問題は10/15の引け後に決算発表があることでした。この辺はファンダメンタル分析など、また別の考え方が必要なので詳細な説明は避けますが、この銘柄は個人的に何度も売買したり、ファンダメンタル分析も行ったりしていたし、チャートの位置的に、よほどのクソ決算でもない限り大丈夫だろう(かつ、クソ決算はないだろう)と思い、決算跨ぎ。結果、上期黒字に上方修正とポジティブサプライズもあり、翌10/16は株価上昇に弾みがつきました。

 

このような感じで、大循環分析で売買のエッジを見極めつつ、出来高の推移を押さえたテクニカル分析(僕の場合はPythonによる計算ではじき出した数値を参考に)で、銘柄を選定しつつ、買いのタイミングを探るようになりました。

 

より俯瞰的に資金の流れを見る

その他にも、いまの相場の地合いはどうなのか、とか、どんなセクター、銘柄に資金が流れているのかなど、もう少し俯瞰的な視点で見るようにもしていて、僕はPowerBIというBIツールを活用して視覚化しています。
※こちらで利用する元データも「KABU+」さんのサービスからダウンロードさせていただいています

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これは さばすと (@yustock) | Twitter さんという方がツールのテンプレートを配布してくださっていたので、そちらを使用させていただき、カスタマイズして使っています。これと同じようなことは、Excelでやられている方が多いと思いますが、基本的にはほぼ同じことかと思います。こんなことも頭に入れながら、売買のタイミングを考えるようになりました。

 

分析でお世話になっているツール

ここまで、いろいろと僕なりの分析を書きましたが、それはいろんなツールやデータがあってこそのもので、感謝してもしきれないほどお世話になっているツールがあります。最後に、それらを紹介して終わりにします。

KABU+

まずは「KABU+」。株式投資のデータ分析で必須となるデータを提供してくださっているサイトです。もうこれなしでは生きていけません…

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運営者: こもりばん (@moriban) | Twitter さん

kabu.plus

 

チャートリスト

次は「チャートリスト」。見たい銘柄の証券コードを入れるだけで、チャートをまとめて表示できるツール。チャートだけでなく、会社概要や決算日、その他決算内容や開示情報など、細かいところまでカバーしてくれています。また、「KABU+」を契約していると、株価などを表示させることも。

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運営者: エレフォロ(10/25 ㉕120.67⑩148.08) (@elefolo2) | Twitter さん

elefolo.com

 

みっちゃん銘柄リスト

最後は「みっちゃん銘柄リスト」。いろいろな切り口でテクニカル分析できるツールで、かなり参考にさせていただき、お世話になりました。テクニカルにも詳しく、かつ、かなりプログラミングができる方で、このツールは膨大なデータ量をリアルタイムに反映してくれるので、デイトレなんかでも活用できます。

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運営者: みっちゃん🐶 (@kitani3310) | Twitter さん

kitani3310.aa0.netvolante.jp

 

他にも参考にさせていただいているサイトなどもありますが、特にお世話になっているツールを紹介させていただきました。

また、僕自身のテクニカル分析の考え方を書きましたが、まだまだ試行錯誤中で今後も変わっていくもの。僕自身の備忘録のつもりでまとめたものですが、これを読んでくださった方の参考に少しでもなればという気持ちで書きました。基本的にはクレームは受け付けませんが(笑)、感想や、建設的な議論のきっかけになるご意見があれば、ぜひコメントください。

それでは!